「このままずっと今の仕事でいいのかな…」が、頭の片すみにいる
30歳前後になると、ふとしたタイミングで、
- 今の仕事、このまま続けていていいのかな…
- 転職したほうがいいのか、副業を始めたほうがいいのか分からない
- 資格を取るとか、勉強をやり直すべきなんだろうか
と、モヤモヤする瞬間が増えてくるかもしれません。
このブログではすでに、
- 高額情報商材や「誰でも簡単に稼げる副業」を前にしたときの判断軸をまとめた
- 「とりあえず資格」に飛びつく前に考えたいことを整理した
- 副業の入口を整えるための考え方をまとめた
- AIと一緒に「働き方」や副業を考えるヒントを書いた
- 『AIにお金や副業のことを相談するとき、私が気をつけている「聞き方」のコツ3つ』
など、いろいろな角度から「仕事とお金とAI」を見てきました。
今回は、もう少し手前の、
「そもそも今の仕事に対して、何がしんどいのか」
「自分はどうなりたいと思っているのか」
を整理するために、3つのノートを書いてみる回です。
ノート1:「しんどさの種類」を分けてみる
まず最初にやりたいのは、
「今の仕事のどこが、どんなふうにしんどいのか」
を、ざっくり仕分けしてみることです。
おすすめは、ノートやスマホのメモに、次の3つの見出しを書くことです。
- 体力・時間がしんどい
- 人間関係・環境がしんどい
- 内容・将来像がしんどい
そして、それぞれの項目に、
- 思いつくことを箇条書きで書いていく
- 1〜2行でざっくりでOK
というルールで埋めていきます。
体力・時間がしんどい例
- 毎日終電近くまで残業している
- 週末も仕事のことが頭から離れない
- 通勤が片道1時間半以上で、家にいる時間がほとんどない
など。
人間関係・環境がしんどい例
- 上司と話すといつもお腹がキリキリする
- ミスを責める雰囲気が強くて、常にビクビクしている
- 部署内に相談できる人がいない
など。
内容・将来像がしんどい例
- 仕事内容にやりがいは感じていない
- この仕事を続けた先の自分が、あまりイメージできない
- この会社で昇進していく自分を想像しても、嬉しくない
などです。
ここで大事なのは、
「全部がしんどい…」と一つにまとめてしまわないで、せめて3つに分けてみること。
それだけでも、
- どこを変えたら少しラクになりそうか
- どこは会社や部署を変えないと難しそうか
が、少し見えやすくなります。
ノート2:「やめておこうリスト」と「続けてもいいリスト」を分ける
次に書いてみたいのが、
「自分で『これはやめておこう』と決めたいこと」と「条件次第では、続けていてもいいと思えること」
の2つです。
以前の記事
では、怪しい副業や情報商材に対して、
- うますぎないか?
- 友達が同じ話をやると言ったら、自分はどう言うか?
- その選択をしている自分を「かっこいい」と思えるか?
- 友達や家族に胸を張って話せるか?
という4つの質問を紹介しました。
同じように、仕事や働き方についても、
「これは、自分の中で“やめておきたい”ラインだな」
というものを言葉にしておくと、変な選択肢を避けやすくなります。
たとえば、「やめておこうリスト」の例
- ほぼ毎日終電まで残業、が何年も続く働き方
- 部下や後輩を使い捨てにする前提の職場
- 自分でも「友達には勧めたくないな」と思う商品やサービスを売る仕事
など。
一方で、
「条件次第では続けてもいいリスト」の例
- 忙しい時期はあるけれど、そのぶん休みが取れるなら許容できる
- 今の仕事内容はそこまで好きではないが、学べることもある
- 人間関係は悪くないが、やりがいが薄いので、副業や別軸の活動でバランスをとりたい
などです。
「絶対にNGなもの」と「グレーだけど条件次第であり」は違います。
この違いを、自分の言葉でノートに書いておくだけでも、
- 怪しい転職話や副業話に飛びつかなくなる
- 「今の仕事を続ける」のも、ちゃんと“選んだ結果”だと思える
ようになってきます。
ノート3:「副業・資格・転職」の前に、“今の自分の条件”を書き出す
最後のノートは、「副業・資格・転職を考える前の、自分の現在地メモ」です。
副業の入口を整理した記事
や、資格の前に立ち止まる記事
でも触れましたが、
「何をするか」の前に、「自分はどんな状態なのか」を書く
ことがすごく大事です。
たとえば、次のような項目があります。
- 年齢・家族構成(30歳・独身/既婚・子ども◯人 など)
- 手取り収入・おおよその生活費
- 平日に使える時間(現実的に:◯時間)
- 休日に使える時間(現実的に:◯時間)
- 体力・メンタルの余裕(10段階でいうと◯くらい)
- 好き・得意・苦手なこと(各1〜3個)
- 今の仕事を「あと何年くらいは続けられそうか」という感覚
これらをざっくりでいいので書き出してみると、
- 本当にいま転職するタイミングなのか
- まずは副業やスキルの実験をしたほうがいい時期なのか
- 一度立ち止まって、体力やメンタルを整えるのが先なのか
が、少しクリアになってきます。
AIと一緒に「整理ノート」を読み返す
ここまで書いてきた3つのノートは、
- 仕事の「しんどさの種類」ノート
- 「やめておこう/続けてもいい」リスト
- 自分の現在地メモ(年齢・時間・お金・余裕度など)
です。
これを一人で読み返してもいいのですが、もしAIを使える環境があるなら、
で紹介したような“聞き方”を使って、一緒に整理してもらうのもおすすめです。
たとえば、書いたノートをまとめて貼り付けて、
「これは30歳会社員の私が書いた整理ノートです。
いまの仕事にモヤモヤしていて、転職・副業・資格などをどう考えればいいか迷っています。
このメモを読んだうえで、
1) 今の私がまず確認しておいたほうがいいこと
2) 今すぐに決めなくていいこと
3) 次の1ヶ月で試してみると良さそうな“小さな行動”
の3つを教えてください。」
のように相談してみると、
- いきなり「転職か/現職か」を決めるのではなく
- 「まずここから考えてみませんか?」という段階的な提案
を返してもらえるはずです。
今日の一歩:3つのノートのうち「1つだけ」書いてみる
今日の一歩は、すべてを一気にやる必要はありません。
次の中から、一番書きやすそうなものを1つだけ選んでみてください。
- 「体力・時間」「人間関係・環境」「内容・将来像」の3つの見出しを作り、それぞれの“しんどさ”を1〜3個ずつ書いてみる。
- 「やめておこうリスト」と「続けてもいいリスト」を1つずつ作り、自分なりのNGラインとグレーゾーンを1〜3個ずつ書いてみる。
- 年齢・家族構成・手取り・使える時間・余裕度・好き/得意/苦手を、各1〜3行ずつメモしてみる。
どれか1つでも書けたら、それだけで今日のゴールです。
「モヤモヤを頭の中だけでぐるぐるさせる」のではなく、「紙の上に出して、少し離れて眺めてみる」。
その積み重ねが、「このままでいいのかな…」を、「じゃあ、ここからどうする?」 に変えていくスタートになります。
