「AIすごいらしいけど、結局なにすればいいの?」というところで止まっていないか
ChatGPTをはじめとしたAIの話を、ここ1〜2年でよく聞くようになりました。
- 「仕事がAIに取って代わられる」
- 「AIを使いこなす人とそうじゃない人で差がつく」
そんな言葉も、SNSやニュースでよく流れてきます。
でも、現実の30歳会社員の感覚としては、こんな感じじゃないでしょうか。
- 名前は知っているし、ちょっと触ったことはある
- でも、仕事やお金にどう繋げればいいかは分からない
- “AIを勉強する”と言っても、正直ハードルが高く感じる
私も最初は同じでした。
- 「プロンプト」とか
- 「API」とか
難しそうな単語が出てくるだけで、一気にやる気が下がってしまう。だから今日は、
AI初心者の30歳会社員が、今日からできる「超小さな実践」を3つだけ
に絞って話します。
「AIで人生を変えよう」ではなく、まずは「AIで今日ちょっとラクになってみよう」くらいの感覚で読んでみてください。
実践1:仕事のメール・文章をAIに「整えてもらう」
いきなりすごいことをやる必要はありません。
最初の一歩としておすすめなのが、
自分で書いた文章を、AIに“整えてもらう”
という使い方です。
たとえば、仕事でこんな場面、ありませんか?
- お客さんへのメール
- 社内チャットの文章
- 報告書・議事録の文章
「だいたい言いたいことは書けたけど、言い回しがこれでいいのか自信がない…」という瞬間です。
そんなときは、AIにこうお願いしてみてください。
実際に使えるプロンプト例
※ChatGPTなどのAIに、そのままコピペして使えます。
以下のメール文を、30歳会社員がビジネスで使う想定で、敬語や言い回しを自然で丁寧な形に整えてください。
内容は変えず、失礼にならない文章にしてください。ーーここからーー
(ここに自分が書いたメール文をそのまま貼る)
ーーここまでーー
ポイントは、
- 自分で一度書いてみる
- そのうえでAIに「整えてもらう」
という順番です。
これだけでも、
- 「文章を考える時間」
- 「表現がこれでいいか悩む時間」
が、かなり減ります。「AIに任せる」のではなく、
「自分の文章を一段階アップさせてもらう」感覚
で使ってみてください。
実践2:お金や制度の「よく分からない言葉」をAIにかみ砕いてもらう
前回の記事で、給料明細の控除の名前をメモしたり「よく分からない項目」がいくつか出てきた人もいると思います。
たとえば、
- 住民税
- 社会保険料
- 厚生年金
- NISA
- iDeCo
こういった言葉です。
これを、いきなり専門書で調べようとすると、かなりしんどいです。
そこでおすすめなのが、AIに「30歳会社員向けにかみ砕いて説明してもらう」ことです。
実際に使えるプロンプト例
「NISA」という制度がよく分かりません。
日本の30歳会社員向けに、
- 中学生にも分かるくらい簡単な言葉で
- できるだけ専門用語を使わずに
- メリットと注意点をそれぞれ3つずつ
教えてください。
別の言葉でも同じです。
「厚生年金保険料」が給料から引かれていますが、何のためのお金かよく分かっていません。
将来の自分にとって、どういう意味があるのか、日本の30歳会社員向けに説明してください。
専門用語を使う場合は、かならずその直後に「つまり〜ということです」という形で、噛み砕いた説明もつけてください。
ポイントは、
- 「自分の状況」(30歳会社員、給料から引かれている等)を伝える
- 「どのくらい簡単にしてほしいか」を具体的に書く
の2つです。
AIは、「条件の指定」がうまくなるほど、自分にフィットした説明をしてくれるようになります。
実践3:自分に合いそうな副業の“候補”を一緒に出してもらう
最後の実践は、
自分に合いそうな副業の候補を、AIと一緒にざっくり出してみる
という使い方です。
ここで大事なのは、
- 「AIが言った副業をそのままやる」ことではなく
- 「選択肢の“たたき台”を一緒に作ってもらう」こと
です。
実際に使えるプロンプト例
私は日本の30歳会社員です。
・これまでの経験:飲食店でのシフト勤務、現在は営業職
・性格:真面目でコツコツ型。人と話すのは嫌いではないが、 初対面では少し緊張しやすいです。
・今の悩み:このまま今の給料と働き方だけだと将来が不安なので、 副業やお金の面での「選択肢」を増やしたいです。上記の情報をもとに、現実的に始められそうな副業の候補を5つ挙げてください。
それぞれについて、
- 始めやすさ(★1〜5)
- 時間の自由度(★1〜5)
- 最初の3ヶ月でやること
を簡単に書いてください。
出てきた答えを見ながら、
- 「これは自分には合わなさそう」
- 「これは、話だけは聞いたことあるな」
- 「これは、ちょっと興味があるかも」
と、〇△×をつけていくだけでも、
「何をしたらいいか分からない」から「とりあえず、このあたりから調べてみよう」
に、一歩進めるはずです。
「AIに任せる」じゃなくて、「AIと一緒に考える」
ここまで3つの実践を紹介してきましたが、共通しているのは、
「AIに丸投げする」のではなく、「AIと一緒に考える」
というスタンスです。
- メール文は、まず自分で書いてから整えてもらう
- お金の用語は、まず「分からない」と認めてから噛み砕いてもらう
- 副業アイデアは、自分の情報を渡したうえで候補を出してもらう
この使い方なら、
- 自分で考える力を手放さずに
- 情報の整理や言葉の調整を、AIに手伝ってもらえる
はずです。
AIにすべてを判断させてしまうと、お金やキャリアの話は、また「誰かの正解」に乗っかる形になってしまいます。
そうではなくて、「自分で考えるための材料を増やすツール」としてAIを使っていくイメージを、このブログでは大事にしていきたいと思っています。
今日の一歩:3つのうち、どれか1つだけ実際にやってみる
今日の一歩は、シンプルです。
上で紹介した3つの実践のうち、どれか1つだけでいいので、実際にやってみてください。
- 仕事のメールを1通、AIに整えてもらう
- お金や制度の「よく分からない言葉」を1つだけ、AIにかみ砕いてもらう
- 自分の経験と性格を書いて、副業の候補を5つ出してもらう
どれでもOKです。
大事なのは、
「AIをちゃんと勉強してから」ではなく、「とりあえず1回使ってみてから考える」
という順番でやってみることです。
使ってみた感想や、「ここがうまくいかなかった」「こういうときはどうしたらいい?」という疑問が出てきたら、それも含めて、またこのブログで一緒にほどいていきます。
