前回は「副業でお金を稼ぐ前に、何のためにいくらくらい欲しいか」をメモにしてみる日でした。
今回はその続きとして「じゃあ自分は、どんなタイプの副業が合いそうなんだろう」を三つの方向性に分けて眺めてみる日です。
このシリーズを読み終えた時に得られていてほしい選択肢は
- 「生活の余裕を少し増やすための、副業タイプ」
- 「将来の安心やスキルにつなげるための、副業タイプ」
- 「自分の楽しみと成長のための、副業タイプ」
の三つのうち「今の自分はどれ寄りでいきたいか」を選べる状態、というイメージです。
今日は、その途中のステップとして「自分のリソース(時間や体力や得意なこと)から見た副業の方向性」を三つに整理してみたいと思います。
副業のタイプを決める前に「自分のリソース」をざっくり確認しておく
副業の本やサイトを見ていると
- ブログ
- 動画
- せどり
- クラウドソーシング
- オンライン講師
など、選択肢がたくさん出てきます。
どれも魅力的に見えますが、その前に一度
- 平日と休日に使えそうな時間
- 今の体力やメンタルの余裕
- 好き・得意・苦手
をざっくり確認しておくと、「自分にはこれは厳しそう」「これは試してみてもいいかも」の当たりがつきやすくなります。
ここでは細かい自己分析ではなく、メモ一枚で十分だと思っています。
自分のリソースメモを三つの観点で書いてみる
紙かメモアプリに、こんな感じで書いてみます。
- 時間
平日夜と休日に、現実的にどれくらいなら使えそうか
例 平日夜は30分〜1時間、休日はどちらか半日くらい - 体力とメンタル
仕事終わりに頭を使う余力があるか、体はどれくらい疲れているか
例 平日はヘトヘトで集中は30分が限界、休日なら午前中はわりと元気 - 好き・得意・苦手
例 文章を書くのは嫌いではない、電話や飛び込み営業は苦手、パソコン作業は多め
このメモをもとに、今日は副業の方向性を三つに分けて考えてみます。
方向性1 パソコン前で完結しやすい「デスクワーク系副業」
まず一つ目は、パソコンやスマホの前で完結しやすい副業です。
- クラウドソーシングでの文章作成やデータ入力
- ブログやサイト作成
- 簡単な資料作り、スライド作り
こんなタイプの副業は
- 自宅で完結しやすい
- 移動時間がいらない
- 作業時間を細切れにしやすい
というメリットがあります。
一方で
- 競争相手が多く、単価は最初低くなりがち
- パソコン作業が苦手だと負担が大きい
という側面もあります。
平日に30分〜1時間くらいのまとまったパソコン時間が取れそうで「文章を書くのは嫌いではない」「エクセルやパワーポイントに抵抗はない」という人は、この方向性が候補に入りやすいと思います。
方向性2 人と関わりながらやる「コミュニケーション系副業」
二つ目は、人とのやりとりが中心になる副業です。
- オンライン家庭教師
- コーチングや相談サービス
- 店舗やイベントなどでの短時間アルバイト
などがイメージしやすいかもしれません。
このタイプは
- 直接「ありがとう」を言ってもらえる場面が多い
- 人と話すのが好きな人にはエネルギーになる
- 単価が比較的高くなりやすいケースもある
という特徴があります。
一方で
- 時間の自由度はやや低め
- 相手との約束が増えるので、体調が安定していない時期には負担になることもある
というポイントもあります。
「人と話すとむしろ元気が出る」「平日夜や休日に1〜2時間まとまった枠を確保できそう」という人は、この方向性を候補にしてもよさそうです。
方向性3 手を動かすことが中心の「ものづくり・作業系副業」
三つ目は、体や手を動かすことが中心の副業です。
- ハンドメイド作品の販売
- 軽作業やイベント設営などの短期アルバイト
- 写真撮影、動画撮影などの現場仕事
などがイメージしやすいかもしれません。
このタイプは
- 机仕事ばかりだと疲れてしまう人には気分転換になる
- 目に見える形で成果が残る
- デジタルが苦手でも取り組みやすい
という良さがあります。
一方で
- 移動時間が必要なことが多い
- 体力の消耗が大きく、平日との両立が難しい場合もある
という側面もあります。
「じっと座っているより、体を動かしたほうが楽」「休日に数時間まとめて動ける日がある」という人は、こうした方向性も一枚カードとして用意しておくとよさそうです。
副業タイプを整理するときに参考になる本の話
副業と一口に言っても、本当にいろいろなスタイルがあります。
それをざっくり俯瞰するのに役立った本として、この本を紹介します。
この本は
- 代表的な副業の種類
- 必要な時間やスキルのざっくり感
- 向いている人のタイプ
がコンパクトにまとまっていて「自分はどの方向性が近いかな」を考えるときのカタログ的な一冊として使えると感じました。
今日は、タイトルだけ知っておいて「気が向いたら目次だけ眺めてみる」くらいでも十分だと思います。
今日の一歩(10〜15分で終わること)
今日は「どの副業をやるか」を決める日ではなくて「自分のリソースから見た副業の方向性を、一つだけ丸で囲んでみる日」にしてみませんか。
- 紙かメモアプリに「副業の方向性メモ」とタイトルを書く。
- その下に、三つの見出しを書く。
- デスクワーク系副業(パソコン前で完結しやすい)
- コミュニケーション系副業(人と話すことが中心)
- ものづくり・作業系副業(手や体を動かすことが中心)
- 前回書いたリソースメモ(時間、体力、好き・得意・苦手)を軽く眺めてみて
「今の自分には、これが一番しっくりくるかもしれない」と感じた見出しに、丸を一つつけてみる。 - 余裕があれば、その下に一行だけ「なぜそれがしっくりきたのか」を書いてみてください。
- デスクワーク系副業
「平日夜に家でパソコンは開けるし、文章を書くのは嫌いではないから」
- デスクワーク系副業
丸一つと一行メモが書けたら、今日はそこで終わりにしてしまっていいと思います。
次回は、今回の方向性メモと前回のお金の目的メモを合わせて「自分はどの副業を“第一候補”にしてみるか」を仮決めする回にしたいと思います。
