AIが便利になってくると、ついこんな気持ちになりがちです。
- 副業のことも
- お金のことも
- 仕事のモヤモヤも
「とりあえずAIに聞けばなんとかなるんじゃないか」と思ってしまう。
実際、私も最初のころは、
「とにかく不安なことは全部AIに投げればいいか」
くらいの感じで使っていました。
でも、しばらく続けてみて分かったのは、
- 何でもかんでもAIに聞こうとすると、むしろモヤモヤやイライラが増える
- 思ったような回答が出ない
- 「結局どうすればいいの?」というところだけ自分に返ってきて、余計疲れる
ということでした。
今日は、そんな反省も含めて、
「AIに聞くとラクになること」と「自分で考えたほうがいいこと」を、一度だけ分けてみる日
にしてみたいと思います。
完璧に線を引く必要はありません。
「今の自分は、ここまではAIに頼ってみてもいいかな」という仮決めが1つできれば十分です。
1 私が「全部AIに聞こう」として、しんどくなったときの話
少し、私自身の話をさせてください。
AIを使い始めたころの私は、
- 副業の候補
- NISAやiDeCo
- 転職や資格のこと
まで、とにかく気になることはなんでもAIに聞いていました。
すると、AIはとても親切に、
- 長所と短所
- 注意点
- 具体的なステップ
を、たくさん出してくれます。
最初は「すごいな」と思っていたのですが、しばらくすると、こんな気持ちになってきました。
「こんなに情報を出してもらったのに、私はまだ何も決められていない…」
「むしろ、選択肢が増えすぎて、前より迷っているかもしれない」
AIに聞けば聞くほど、「判断」だけが自分のところにたまっていく感じがしました。
そこで一度立ち止まって、
- ここから先は、AIに任せてもあまり意味がないんじゃないか
- むしろ、自分で考えたほうがスッキリする部分もあるんじゃないか
と考えるようになりました。
2 「AIに聞いてもよさそうなこと」と「自分で考えたいこと」
いろいろ試してみた結果、今のところ私が思っているのは、
「みんなに共通する情報」はAI、「自分だけの事情」は自分
という分け方です。
少しだけ、中身を具体的にしてみます。
2-1 AIにどんどん聞いてもよさそうなこと
1. 制度やルールの「基本的な仕組み」
- 住民税・所得税がどう決まるか
- NISAやiDeCoが「どんな意味の制度か」
- 副業と確定申告の入口
これは、多くの人に共通する土台の話なので、AIに「30代会社員向けにかみ砕いて説明して」とお願いしてしまって大丈夫だと思っています。
2. 型・テンプレ・例文
- 副業のタスク分解のひな形
- クラウドソーシングの提案文テンプレ
- Excel表や資料の構成案
こういう「型」は、AIがとても得意なところです。
自分ひとりで一から考えるより、AI案をたたき台にして、自分の感覚で直していくほうがラクでした。
3. 言い回しの調整・言葉の整理
- 自分が書いた文章の、固い表現をやわらかくしたいとき
- 仕事のモヤモヤをメモに書いたあと、それを要約してもらいたいとき
「内容は自分で決めたけれど、文章にするとちょっとゴツい」というときに、AIに整えてもらうのはかなり助かります。
2-2 自分で考えたい・決めたいこと
一方で、「ここはAIに聞かないほうが、あとで自分を責めにくいな」と思うところもあります。
1. 何のために、副業や投資をしたいのか
- 生活の足しがほしいのか
- 将来への不安を少しでも減らしたいのか
- 好きなことで誰かに喜んでもらいたいのか
このあたりは、AIに聞いても「一般的な目的」が返ってくるだけで、自分の気持ちの整理にはあまりならないな、と感じました。
ゆっくりでも、自分の中で言葉にしていったほうが、そのあと迷ったときの「軸」になってくれる気がします。
2. どれくらい時間とエネルギーを使うか
- 平日にどのくらい時間を使うのか
- 休日はどこまで副業に回すのか
- 今の体力やメンタルで、無理なく続けられるペースはどれくらいか
AIに「おすすめの時間配分」を聞くことはできますが、実際に疲れるかどうかは、自分の体しか分かりません。
「副業に使う時間の上限を決めておく日」で書いたように、ここは自分の生活と相談しながら、ゆっくり決めたいところだなと思っています。
3. 続けるか、やめるか
- 副業を1〜2ヶ月やってみてどう感じたか
- 今の仕事をこのまま続けるかどうか
- しんどくなってきたときに、「いったんお休みする」のか「形を変える」のか
このあたりは、AIに意見を聞くことはできても、最終的に「納得できるかどうか」は、自分の感覚にしか聞けません。
だからこそ、
「AIに材料を集めてもらって、決めるのは自分」
という形にしておいたほうが、あとで振り返ったときに「自分で選んだな」と思いやすい気がしています。
3 「AIとの付き合い方」を整理してくれる本
もし、「AIとの距離感を、少しゆっくり考えたいな」という気持ちがあれば、自分専用のAIも作成することができます。
4 「AIに聞く/自分で考える」を2つのリストにしてみる
ここからは、今日のテーマをそのままメモに落としてみます。
紙やスマホのメモに、次の2つの見出しを書いてみてください。
- AIにどんどん聞いてみたいこと
- 自分で考えておきたいこと
それぞれに、思いつくものを 最大3つまで 書いてみます。
4-1 例:副業を考え中の私の場合
たとえば私なら、こんな感じになりそうです。
AIにどんどん聞いてみたいこと
・副業の種類ごとの特徴(ブログ/クラウドソーシング/Excelなど)の整理
・副業タスクを15〜30分単位に分解すること
・提案文やプロフィール文のテンプレ案自分で考えておきたいこと
・副業をする目的(生活の足しか、将来への備えか、好きなことか)
・平日と休日に、どれくらい時間と体力を使うか
・「しんどくなってきたら、どこでいったん休むか」のライン
ここで大事にしたいのは、
- 「これはAIに聞いちゃいけない」という禁止リストを作ることではなく
- 「ここまではAIに頼ってもいいかな」という自分なりのOKラインを一度決めてみること
です。
5 自分で決める
副業やお金、仕事のことを、AIと一緒に考えつつも「自分で決める」感覚を育てたいときに、助けになりそうな本を、もう1冊分だけ置いておきます。
今日の一歩
今日は、「AIに何をどこまで聞くか」を完璧に決める日ではなく、
「AIに聞くこと」と「自分で考えること」を、メモ上で一度だけ分けてみる日
にしたいなと思っています。
10〜15分でできる今日の一歩は、こんな感じです。
- 紙かスマホのメモに、次の2つの見出しを書く
- 「AIにどんどん聞いてみたいこと」
- 「自分で考えておきたいこと」
- それぞれの見出しの下に、最大3つまで 思いついたことを書いてみる
- 「制度の仕組み」「タスク分解」「提案文テンプレ」はAI側
- 「副業の目的」「時間の使い方」「続けるかどうか」は自分側
- 書き終わったら、そのメモの一番上に「これは今の自分なりの仮決め。あとで変えてもOK」と一言だけつけ足しておく
今日は、このメモが1つできれば十分です。
また迷ってきたときに、このメモを見返しながら「ここまではAIに頼ってもよさそうだな」「ここは自分で考えたいな」と、その都度ゆるく調整していければいいのかなと思っています。
