AI にお金や副業のことを相談してみたことはありますか?
- 「この副業ってどうなんですか?」
- 「おすすめの副業教えてください」
- 「NISAってやったほうがいいですか?」
私も最初はこんな聞き方をして、出てきた答えを見ては「なんかふわっとしてるな…」「結局よく分からないな…」と感じていました。
今は、AI を
「全部を決めてもらう相手」ではなく「材料を一緒に集めてくれる相棒」
くらいの距離感で使うようにしています。
今日は、お金や副業のことを AI に相談するときに、私が気をつけている「聞き方のコツ」 を3つにまとめてみます。
コツ1:自分の「前提条件」をちゃんと渡す
いきなり
「おすすめの副業教えて」「NISAとiDeCoどっちがいいですか?」
と聞くと、AI は「平均的な誰か」に向けた一般論を返してきます。
でも、実際に判断するのは「今の自分」です。
そこでまずは、自分の前提情報をちゃんと渡すことから始めます。
例:副業を相談するときの前提情報
AI にこういう感じで伝えます。
- 私の前提条件:
- 年齢:30歳の会社員
- 年収:◯◯万円くらい
- 家族構成:独身/実家暮らし など
- 平日に副業に使えそうな時間:1〜2時間程度
- 休日に使えそうな時間:2〜3時間
- 好き・得意:文章を書く、人に1対1で教える
- 苦手:電話営業、飛び込み営業、大人数の前で話す
- 副業の目的:
- まずは毎月◯万円くらい、生活に余裕を持たせたい
- 将来の転職や独立に使えそうなスキルも少しずつ身につけたい
こういった条件のもとで、私に合いそうな副業候補を3〜5個挙げてください。
ここまで書いてから、ようやく
「それぞれについて、始めやすさ・時間の自由度・収入の伸びやすさを★1〜5で評価しつつ、最初の3ヶ月で何をすればよいかを3行以内で説明してください。」
と続けます。
これだけ情報を渡すと、AI も
- あなたの生活リズム
- 得意/苦手
- 副業の目的
を踏まえた提案をしてくれるようになります。
コツ2:1つの“正解”ではなく、「選択肢と判断材料」を出してもらう
お金や副業の相談でありがちなパターンは、「結局、どれが正解なんですか?」と聞いてしまうこと。
でも、AI に「正解」を決めてもらうと、
- うまくいかなかったときに、自分で納得しづらい
- 情報商材や怪しい副業と同じ構造になってしまう
という怖さもあります。
そこで私は、AIには「選択肢と判断材料」を出してもらうようにしています。
例:NISA と iDeCo を相談するとき
私は30歳の会社員で、年収は◯◯万円くらい、独身です。
毎月1万円程度なら、将来のためのお金に回してもよいと考えています。NISAとiDeCoについて、
- ざっくりどんな制度か(30歳会社員向けにやさしく)
- 私の条件だと、「NISAから始めるほうが合いそう」などの方向性
- それぞれのメリット・デメリットを3つずつを教えてください。
- 最後に、「まず1年目はこう動いてみる」という具体的なステップを3行で提案してください。
こうすると、AI は
- どこが違うのか
- 自分にはどちらが向きそうか
- それぞれのリスクや注意点
を整理して出してくれます。
そのうえで、
「じゃあ自分は、まずNISAから少額で始めてみるか」
「iDeCoは今の生活とのバランスを見て、来年以降に考えよう」
といった自分なりの結論を出せるようになります。
コツ3:最後は「4つの質問」で自分の頭を通す
AIに相談すると、
- 賢そうな言葉
- それっぽいロジック
が返ってきます。
そこで終わってしまうと、「AIが言っていたから」「ネットに書いてあったから」という選び方になりがちです。
私は、どんなにAIの提案が良さそうでも、最後に必ず自分の4つの質問を通すようにしています。
その中から、とくに副業やお金の選択で大事だと感じているのは、この2つです。
- この選択をしている自分を、かっこいいと思えるか?
- この選択のことを、友達や家族に胸を張って話せるか?
AIが提案してくれた選択肢の中でも、
- 「なんとなく自分の性格に合っていない」
- 「人に言うのはちょっと恥ずかしい」
と感じるものは、たとえ収入が良さそうでも一度立ち止まるようにしています。
反対に、
- すぐには大きく稼げなさそうでも、自分が続けている姿を想像してもイヤじゃない
- 誰かに話したときに、かっこ悪くないと思える
ものは、時間をかけて育てていく価値があるかもしれません。
AIは「選択肢を広げてくれる役」、自分の頭は「最後に絞り込む役」くらいのイメージです。
具体的なプロンプト例(コピペ用)
最後に、お金や副業の相談で使えそうなプロンプト例を2つだけ置いておきます。
副業の相談用プロンプト
あなたは、30歳会社員向けに副業の相談に乗るプロです。
以下が私の前提条件と目的です。【前提条件】
- 年齢:30歳
- 年収:◯◯万円くらい
- 家族構成:独身/実家暮らし(など)
- 平日に副業に使えそうな時間:◯時間程度
- 休日に副業に使えそうな時間:◯時間程度
- 好き・得意:◯◯、◯◯
- 苦手:◯◯、◯◯
【副業の目的】
- まずは毎月◯万円くらい、生活に余裕を持たせたい
- 将来の転職・独立に少しつながりそうなスキルも身につけたい
【お願いしたいこと】
- 上記の条件に合いそうな副業候補を3〜5個挙げてください。
- 各候補について、「始めやすさ」「時間の自由度」「収入の伸びやすさ」を★1〜5で評価してください。
- 各候補ごとに、「最初の3ヶ月でやること」を3行以内で教えてください。
専門用語は避け、30歳会社員にも分かりやすい言葉で説明してください。
NISA/iDeCoの相談用プロンプト
あなたは、30歳会社員向けにNISAとiDeCoの違いを説明するお金の先生です。
以下が私の前提条件です。
- 年齢:30歳
- 年収:◯◯万円くらい
- 家族構成:独身
- 貯金:◯◯万円くらい
- 毎月「将来のため」に回してもよい金額:◯◯円くらい
【お願いしたいこと】
- NISAとiDeCoを、それぞれ「何のための制度か」を30歳会社員向けにやさしく説明してください。
- 上の前提条件だと、「NISAから始めるほうが合いそう」「iDeCoはこういう人向き」など、ざっくりした向き不向きを教えてください。
- それぞれのメリット・デメリットを3つずつ挙げてください。
- 最後に、「まず1年目はこう動いてみる」という具体的なステップを3行以内で提案してください。
まとめ
- AIにお金や副業のことを相談するときは、「前提条件」「選択肢と判断材料」「最後の4つの質問」 の3つを意識すると、自分で納得して選びやすくなる。
- 前提条件を丁寧に伝えることで、「誰か」に向けた一般論ではなく、「今の自分」に近い提案が返ってくる。
- 正解を決めてもらうのではなく、候補とメリット・デメリットを整理してもらい、最後は自分の頭と4つの質問でフィルタをかける。
- AIは「一緒に考える相棒」であって、「全部を任せる相手」ではない。
今日の一歩
今日やることは、たった1つです。
- 今、頭の中にある「気になっているテーマ」を1つだけ選ぶ
(例:副業/NISA・iDeCo/資格/働き方 など)
そのテーマについて、この記事のプロンプト例を参考に、自分の前提条件と目的を書き足してから AI に相談してみる。
「AIに聞いてみた結果」をそのまま信じるのではなく、読んだあとに
- この選択をしている自分を、かっこいいと思えるか?
- 友達や家族に胸を張って話せるか?
の2つだけでも、自分に問いかけてみてください。
