「この仕事、時給にしたらいくらなんだろう?」と思ったことはありますか?
毎月の給料はなんとなく把握しているけれど、
- 自分の「ざっくり時給」がいくらなのか
- 会社の仕事と、副業や資格勉強とのバランスがどうなっているのか
までは、あまり考えたことがないかもしれません。
このブログではこれまで、
など、お金の「入り口」と「出口」、「守りの仕組み」を少しずつ整えてきました。
今回はそこから一歩進んで、
今の仕事にかけている「時間」と、「もらっているお金」のバランスをざっくりでいいので見てみる
ために、自分の給料を“ざっくり時給”に直してみる回です。
時給に直すのは「自分を安売りしないため」の材料づくり
最初に大事な前提として、
「自分の時給が低い=ダメ」
「高い=えらい」
という話がしたいわけではありません。
ここでやりたいのは、
- 「自分の時間」と「お金」の感覚を少しだけ言葉にしてみる
- 副業・資格・転職を考えるときの「ものさし」を1つ増やす
という意味での「ざっくり時給」です。
たとえば以前の、
でも触れたように、
「何かを始めるか・やめるか」を考えるとき、自分の“時間”をどう扱うかがすごく大事
になってきます。
ざっくりでも「自分の時給感覚」があると、
- 副業で◯円/時間なら、自分にとって割に合うか
- 通勤や残業にかけている時間と、もらっている給料のバランスをどう感じるか
- 「この仕事にこれだけ時間を使っている」ことを、自分がどう受け止めるか
を考えやすくなります。
ステップ1:1ヶ月の「総労働時間」をざっくり出してみる
まずは、今の仕事で1ヶ月にどれくらい働いているかを、ざっくり出してみます。
1. 契約上の労働時間
- 1日あたりの勤務時間(例:8時間)
- 月あたりの勤務日数(例:20日)
をかけ算して、「基本の労働時間」を出します。
例)8時間 × 20日 = 160時間
2. 残業時間を足す
ここに、平均的な残業時間を足してみます。
- 1ヶ月の平均残業:20時間くらい → 合計 180時間
- ほとんど残業なし → 合計 160時間のまま
など、自分の体感で構いません。
多少ズレていても大丈夫です。
「だいたいこのくらいかな」と思える数字を出してみましょう。
ステップ2:手取りベースで「ざっくり時給」を計算してみる
次に、その1ヶ月で実際に手元に入ってくるお金(手取り)を使って、
ざっくり時給 = 手取り ÷ 総労働時間
を計算してみます。
例)
- 手取り:22万円
- 総労働時間:180時間
とすると、
220,000 ÷ 180 ≒ 時給 1220円
くらいになります。
もちろんこれは、
- ボーナス
- 有給休暇
- 社会保険や福利厚生
- 会社の研修制度
などをすべて無視した「ざっくり時給」です。
正確さを競いたいわけではなく、
「自分の時間を、今はだいたいこれくらいの値段として扱っているんだな」
と、一度言葉にしてみることが目的です。
ステップ3:「この時給感覚で、どういう選択をしたいか」を考えてみる
ざっくり時給が出たら、
「このくらいの時給感覚で、自分はどう感じているか?」
を、少しだけ眺めてみます。
たとえば、
- 「思ったより高かった → 今の仕事、けっこう悪くないかも」
- 「かなり低く感じる → 時間とお金のバランスがつらいかも」
- 「金額はいいけど、体力やメンタルの消耗が大きすぎる」
など、いろいろな感想が出てくるかもしれません。
ここでやりたいのは、
「だから今すぐ転職だ!」「すぐ副業だ!」と結論を出すことではなく、「自分はどう感じているのか」を一度ちゃんと言葉にすること。
そのうえで、
- この会社・この働き方の中で「できる工夫」はどんなものがありそうか
- 副業やスキルアップに時間を回す価値があるかどうか
- まずは体力やメンタルを整える時期にしたほうがいいのか
といった「次の問い」を立てやすくなります。
ステップ4:副業や資格の「時給換算」も、少しだけ意識してみる
以前の記事では、
- 副業の入口を整える回
- 資格の前に立ち止まる回
などで、「なぜそれをやるのか」を考える話をしました。
ここに今日の「ざっくり時給」を合わせると、
「この副業(または資格勉強)に、時給換算で考えても納得できるだけの時間を使えるか?」
という問いを、少しだけ持てるようになります。
ざっくり考えるだけでもOK
- この副業で、月に何時間くらい働くことになりそうか
- その時間を、今の仕事や休息から「どれくらい削る」ことになるか
- そのうえで、得られるお金や経験に納得できそうか
をざっくり考えてみると、
- 「これは、自分の今の生活リズムだとしんどいな」
- 「逆に、これは時給以前に経験としてやってみたいな」
といった判断がしやすくなります。
AIに「ざっくり時給」とノートを見せて、一緒に整理してもらう
ここまで出してきた情報は、
- 1ヶ月の総労働時間(ざっくり)
- 手取り金額
- そこから計算した「ざっくり時給」
- それを見て感じたこと
です。
すでに AI の使い方を扱った記事でもお伝えしたとおり、
- 『AI初心者の30歳会社員が、今日からできる「仕事とお金がちょっとラクになる」超小さな実践3つ』
- 『AIにお金や副業のことを相談するとき、私が気をつけている「聞き方」のコツ3つ』
のように、
前提条件をちゃんと伝えて、選択肢と判断材料を出してもらう
使い方が鍵になります。
たとえば、
「これは私の条件です」として、
・年齢・家族構成
・手取りと総労働時間
・ざっくり時給
・今の仕事の“しんどさ”
を書き出して、
「この条件で、今の会社の中でできる工夫・副業・学び直しなどの選択肢を、メリット・デメリット付きで3つ教えてください」
と相談してみると、
- 「転職一択」でも
- 「現職一択」でもない
いくつかの中間案が出てくるはずです。
今日の一歩:ざっくりでいいので「自分の時給」を計算してみる
今日の一歩は、電卓1つあればできます。
- 紙かスマホのメモに、「1ヶ月の総労働時間(◯時間くらい)」「手取り(◯万円くらい)」を書く。
- 手取り ÷ 総労働時間 で、ざっくり時給を計算してみる。(端数は四捨五入でOK)
- その数字を見て、「正直、この時給感覚を自分はどう感じているか?」を1〜2行でメモしてみる。
ここまでできれば十分です。
「自分の時間を、いまどんなふうに使っているのか」を一度ちゃんと見てみることが、これからの副業・資格・転職・AI活用を考えるうえでの、大事な土台になっていきます。
