副業のことを考え始めたら、「税金」の3つだけは知っておきたい
副業シリーズを読んでいると、
- ブログ×アフィリ、ちょっとやってみたい
- クラウドソーシングの小さい案件ならできそう
- AIやPCスキルを活かした仕事も気になってきた
という気持ちが少しずつ出てくるかもしれません。
そのタイミングで、頭の片すみに出てくるのが「税金と確定申告」の話です。
- 副業をしたら、確定申告が必要になるの?
- どれくらい稼いだら申告が必要なんだろう?
- 会社にバレるのがこわい…
など、不安を感じる人も多いと思います。
このブログでは以前から、
などで、「税金や制度を一度だけちゃんと見てみる」話をしてきました。
今回はその延長として、
副業を始める前に知っておきたい、「税金と確定申告」の超ざっくり入口
を、ふつうのサラリーマン目線で整理してみます。
※細かい数字や制度は毎年変わることがあるので、最終的には国税庁や税務署、専門家の情報も合わせて確認してください。
ポイント1:「副業=全部確定申告」ではない
まず整理しておきたいのは、
副業をしたからといって、必ずしも全員が毎年確定申告をするわけではない
ということです。
会社員の場合、ざっくりいうと、
- 給料については、年末調整でだいたい完結している
- 給料以外の収入が「一定以上」あると、自分で確定申告が必要になる
というイメージです。
よく出てくる「20万円」という目安
ネットではよく、
「副業の所得が20万円を超えたら確定申告」
というフレーズを目にします。
ここで気をつけたいのは、
- 「売上」ではなく、「所得(もうけ)」ベースの話であること(= 副業で得た収入から、必要経費を引いた金額)
- 20万円という数字は、あくまで「所得税」の目安であり、住民税側の申告は別途必要になるケースもあること
です。
細かい条件はさておき、ふつうのサラリーマン目線では、
「副業の“もうけ”が増えてきたら、いずれは確定申告が必要になるかもしれない」
くらいの温度感で押さえておけばOKです。
「知らなかった」で済まなくなる前に、
- 「どれくらい稼ぎたいのか」
- 「どのタイミングで専門家に相談するか」
をゆっくり考えておくイメージでいきましょう。
ポイント2:「事業」なのか「お小遣い」なのかを自分でも意識しておく
副業と一口に言っても、中身はいろいろあります。
- ブログやアフィリで、月数千円〜数万円
- クラウドソーシングで、月数千円〜数万円
- PCスキルやコンサルティングで、もっと大きめの金額
ここで大事なのは、
自分の中で「お小遣いレベル」と「事業としての収入」を、感覚的に分けておくこと
です。
お小遣いレベル(入口)
- 月数千円〜1万円くらい
- 「やってみてどうか試している」段階
- 稼ぐというより、「経験を積む」「向き・不向きを知る」フェーズ
この段階では、税務的な話は「いずれ必要になるかも」レベルで押さえつつ、まずは 続けてみること・記録を残すこと を優先してもよいと思います。
事業レベル(本格的にやるか考え始める段階)
- 月数万円〜それ以上
- 「これをちゃんと育てたい」と思い始める
- 時間もエネルギーも、それなりに投下している
このあたりまで来たら、
- 確定申告
- 経費の考え方
- 青色申告 or 白色申告(規模による)
といったワードも、少しずつ視野に入ってきます。
「月にいくらくらいになったら、ちゃんと税金の勉強や相談を始めるか」
という、自分なりの“ライン”を決めておくと、慌てずに済みます。
ポイント3:「とりあえず、記録だけはつけておく」が最初の一歩
税金のことを完璧に理解する前にでも、今日からできることが1つあります。
それは、
「副業でいくら入ってきて、何にいくら使ったか」の記録を残しておくこと
です。
たとえば、
- スプレッドシートやExcel
- 家計簿アプリの「副業」カテゴリ
- シンプルなメモ帳
何でも構いません。
メモしておきたい最低限の項目
- 日付
- お金が「入った」のか「出た」のか
- 金額
- 内容(どんな仕事/何に使ったお金か)
- 相手(どこからの入金/どこへの支払いか)
これだけでも、
- 年末に1年をふり返りやすくなる
- 専門家に相談するときに話が早くなる
- 「自分はどれくらい副業に時間とお金を使っているか」が見える
という意味で、大きな価値があります。
会社にバレるのがこわい、という気持ちについて
副業と税金の話になると、よく出てくるのが「会社にバレるのがこわい」という話です。
ここは、
- 会社の就業規則
- 住民税の通知のされ方
など、いくつかの要素が絡む話なので、この記事では詳しいテクニックには踏み込みません。
ただ、ふつうのサラリーマン目線では、
・就業規則を一度ちゃんと読む
・税金をごまかす方向ではなく、「どうすれば真っ当に続けられるか」を考える
というスタンスが、長期的には一番ラクだと思います。
もし本格的に副業収入が増えてきたら、
- 「副業OK」の会社に転職する
- 個人事業主としての軸を強くしていく
といった選択肢も、中長期的なテーマとして見えてくるかもしれません。
どこで専門家や本の力を借りると良いか
税金や確定申告の話は、
- ネット記事だけでは断片的になりやすい
- 年ごとにルールが変わることもある
という意味で、「本」と「専門家」の力がかなり役立つ分野です。
たとえば、
- サラリーマンの副業と確定申告をテーマにしたやさしい入門書
- フリーランス・個人事業主向けの税金の基本本
- 地元の税務署の相談会や、税理士の初回相談
などを「いざというときの相談先」として頭の片すみに置いておくと安心です。
今日の一歩:「副業用の“ミニ家計簿”を1つだけ用意する」
今日の一歩は、いきなり税金の本を読み切ることでも、確定申告の手順を完璧に覚えることでもありません。
まずは、
副業の「入ってくるお金」と「出ていくお金」を、分けて見えるようにすること
から始めてみましょう。
- スプレッドシート or メモ帳 or 家計簿アプリで、「副業」という名前のページ(またはカテゴリ)を1つ作る。
- そこに、次の4つの見出しだけ用意する。
- 日付
- 入金/支出
- 金額
- 内容(どんな仕事/何に使ったか)
- もしすでに少しでも副業収入や関連支出があれば、思い出せる範囲で1〜3件だけ書いてみる。
ここまでできれば十分です。
税金の話は、「完璧に理解してから動く」のではなく、「記録を残しながら、必要になってきたタイミングで少しずつ学んでいく」
くらいのスタンスでちょうどいいと思います。
